北信の・・・
北信の渓は禁漁になりました。どこも大体そうですよね(笑)。先週、木金と東京出張に行き、新幹線の時刻を気にしながら、ギリギリまで後輩と市ヶ谷で飲んだりしていて、最終日には川に立てませんでした。前週の日曜日に、イブニングに出かけました。結果は「ボ」でした。その時のことを少し・・・。
その日は、カミさんから「釣りに行っていいよ。」と言われたのが14時。ダッシュで仕度し、郵便局へ届け物をとりに行き渓へ急ぎます。最終的には段差の溜まり、時間が有るのでいつもの区間を流すかなんて考えながら、現地着が15時30分。準備を終えてハッチバックを閉めようとした時、スロープから年配の方がこちらへ上がって来ます。
近づいてくると、漁協の帽子を被っています。手にはテンカラ竿とテンカラのついた糸巻き。「釣れましたか」と声を掛けると非常に早口で喋られてしまい、理解不能。ほとんど言いたいことを聞き終わってなんとなくこんなことを言っていました。
「禁漁間際でどこも混んでいて入るところが無かった。」「ここの区間もフライフィッシャーが5m前で竿を振っていたけど、あまり調子は良くなかった。」「自分はテンカラが最強と思う。」「この区間は、この間、尺ヤマメが2本出ている。」「居るとは思っていた。」「あそこで出た。」とシ○ノ社の渓流クーラーのジッパーを開けて見せられたのは尺イワナ。自宅の冷蔵庫で作った氷の上で、まだバタバタ暴れています。「自分は、チヌ針にテンカラ毛鉤を巻く。」と毛鉤を見せられました。フライのフックサイズで言うと#8~#4位がピルケースに並びます。自分が#16とかに拘るのは何なんだろうと考えさせられました。
続けて、そのオヤジさんは「今のやつらは、皆抜いて行く。これはオスだからいいけど、メスのでかいやつを抜くのは許せん。」とのお言葉。「あんた、ちゃうちゃう!!でかいオスはでかい遺伝子残して尺が連れる確立、上がるねんでぇ。」とは言えませんでした(泣)。
その後、オヤジさんと分かれて、流しましたが一度だけフックアップ。心の動揺を見透かしたようにライン処理に戸惑っている間にバイバイ。イブニングは、溜まりの隅のスカムラインでライズする魚に遊ばれ、空しく時間が過ぎました。先回反応の有ったラインも全く反応なし。タイムアップ!!
ウェーディングシューズを洗う疎水のあたりから長野市の夜景を見ました。西の空は、まるでオレンジ・シャーベット。ウェーダーを洗う前にカメラを構えましたが、「秋の夜は、つるべ落とし。」見る見る内に暗くなり、こんなのしか撮れませんでした(笑)。
管釣り、キャス錬他課題は目白押し。オフシーズン頑張りましょう!!
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