入魂・・・

yuzupapa223

2006年06月11日 23:50

長野は一日中曇り空でした。
家族で食事、その他諸々を済ませて14時過ぎに帰宅。カミさんから「フライド・チキン、仕込んでから行ってきていいよ。」のお言葉。ダッシュでローズマリーを刻みました。仕込みを終え、出発可能な状態になったのは15時前。
前回よりも時間が有ります。一日振れる日に下ろしたかったのですが、ニューロッドをデビューさせることとしました。
ホームリバーのいつものところより堰堤3つくらい下を目指しましたが、先行者がいるようなので、いつものポイントにしました。駐車スペースには先行者の車が2台、プールのインレットには誰もいません。上流に上がっているようなので、前回と同じインレットからスタート。アダムス・パラシュートの#14で釣り上がります。前回のヤマメをかけた前後でチビイワナの反応があってもよさそうなものなのですが、反応が1度だけ。最後の一度川から林道に上がる手前でそこそこのサイズがアタックして来ましたが、フッキングせず。一度林道へ上がり、上を目指そうとしましたが、すぐに先行者のロッドを振る姿が見えます。すでに16時を回っています。
上流をあきらめて、プールのひとつ下の区間へ入ることにしました。この区間は100mほどしか有りませんが、この川で初めてイワナを釣ったのがこの区間、思い出のあるところです。最初のポイントから反応がありますがフッキングしません。フライをサイズダウンしますがフッキングしません。流程の中間地点でフックアップしましたが、スレ掛り、ネットを背中から外している間にオートリリース。トホホ。
先行者の姿が見えたのでこの区間も終了。挨拶すると「割り込んですみません。」と謝られました。気持ちがいい!すでに2匹キャッチしたとのこと。腕の差ですな。ロッドを見て「横田さんのロッドですか?」なんて聞かれ、Beech Forestさんのお客さんであることが判明。BeeForeさんから聞いた、白い車のこの区間にほとんど毎週来られる方のことを思い出しました。
上の堰堤のインレットからもう一流しして終わろうと、また林道をあるきます。
プールの流れ込みに一人いらっしゃいましたが、挨拶をして上流をつりあがらせてもらうことにしました。結局反応なし。夕食のフライド・チキンは自分の担当そろそろ時間です。上がろうと流れを横切る途中、枯れた杉の枝の先でユラユラ揺れる白いものが川の中に見えました。よく見るとイワナです。絶命してすでに白く変色しています。枝を触ると何かに引っ張られているようです。枝を水から上げると、イワナの口からハリスらしきものが見え、枝に特大のスナップ付サルカンやら目印やらが絡んでいて、それと繋がっています。おそらく、杉の枝に絡んだ仕掛けを餌のついたまま流れに捨ててしまったのでしょう。それをイワナが咥えたと思います。少し腐敗臭がしますが、丁寧にハリを外し流れにかえしました。ラインが複雑に絡んでいて、おまけにハリが2本付いていたりして、外すのに時間がかかりました。
最近、駐車スペースにもゴミが増えてきました。自分自身は「ゴミを出さない。引っ掛けたフライなども極力回収する。落ちているゴミも回収する。」を心がけたいと思います。
現地を出発したのはすでに18時40分過ぎ、今夜のおかず1品は私の当番でした。ダッシュで帰ってフライド・チキンを揚げました。
ニューロッドの入魂の式とはなりませんでした。しかし、なかなか良いロッドです。ラインも素直に伸び、トップヘビーでもなく、グラファイト・ロッドから素直に入れるロッドのような気がします。
それから、アタックがあってものらなかった理由を自分なりに考えて見ました。リーダーシステムに問題がありました。今日は気分でリーダー5x 7.5ft ティペット5x 3ftとしました。太さと短さなどで弾かれたりドラッグが掛かったりしたものと思います。次回は少し変えて挑戦します。
長々と読んでいただきありがとうございます。

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